榎本 和佳子【WEBディレクター・デザイナー】
現在の担当業務についてお伺いしてもよろしいでしょうか?
私は、Webディレクター・デザイナーという業務を担当しています。ディレクターとしての業務では、クライアント様からホームページなどを通してご依頼を頂いてから打ち合わせに伺い、実際にそのお客様がどういったホームページを作りたいのか、どのような仕上がりをイメージしているのか。またそのホームページを作ることによってどのような成果を得たいのかなどを丁寧に伺っています。
ほかにも、ホームページ公開までのスケジュールや、企画などについてもできるだけクライアント様に寄り添い考えていくようにしています。
Web ディレクターとしての業務では、直接お客様とコミュニケーションを取る窓口をしているのですね
はい。ほかにもお客様から伺った内容を持ち帰り制作チームと共有しながら、デザインやコーディングなど制作プロセスごとの進捗管理、そしてお客様の要望通りのものができているかなどの品質チェックも行っています。
マネジメント的な立場で、非常に重要な役割を担っているのですね。それでは、デザイナーとしての役割はどのようなものですか?
デザイナーとしては、案件を進行していくうえでチームの手が足りていない部分の補助的な役割で、デザインからコーディングまで幅広く実務を行っています。
入社して1 年足らずで、そこまでのスキルを身に付けられた秘訣についても紐解いていきたいところですが、榎本さんはもともとWeb ディレクターやWeb デザイナーを希望して入社したのですか?
入社時の希望としては、本当に幅広く活躍できるような役割というか、デザインやコーディングなど個別のスキルに留まらずに幅広い業務をやってみたいということを、社⾧へお伝えしました。
社⾧がその希望を汲んでくださって、現在は希望通りの幅広い業務に携わらせて頂いています。
スキルについては、職業訓練校で半年ほどWeb デザインを学んだ経験も活きているのかもしれませんが、RESTA の文化や社⾧の教育方針によるところも大きいと思います。
たしかにそうですよね。以前、古田さんにお話しを伺った際にも感じたのですが、RESTAは人材育成についてもかなり重視しているなという印象を強く受けました。
そうですね。
私が入社したての頃は、社⾧に毎朝勉強会を開いて頂いていました。そこで毎朝1~2時間ほどの時間をかけて、情報の捉え方など基本的なことからはじまり、
コーディングやデザインのスキルを早く上達させるためにはどのようにしたらよいか、など幅広く学ぶことができる貴重な時間でした。
話を少し戻しますが、お客様とのコミュニケーションのなかで想いを汲み取り、それを理想の形にしていく作業は決して簡単ではないと思うのですが、それを実現するためにとくに気を付けていることはありますか?
たくさんあるのですが、打ち合わせの際には、お客様がもたれている想いをできるだけ深く掘り下げて、その真意まで汲み取ることができるように意識しています。
それから、やはり顧客視点に立つということが何よりも大切だと思っています。私たち制作側本位でプロジェクトを進めていると、どうしてもお客様の心の部分っていうものが見えなくなってしまいます。
そうならないように、できるだけお客様の立場に立って想いを再現しながら制作していて、その結果成果物に対する妥協もできなくなっていきます。
顧客視点はRESTAのみなさんが大切にしている文化の1つでもありますよね。ほかにも何か大切にしているようなことはありますか?
お客様に限らず人との繋がりはとても大切にしていて、できる限り人に対して誠実でいるように心がけているつもりです。
では、Web ディレクターとして感じているやりがいについても教えてください。
たくさんありますが、やはりファーストコンタクトの段階からお客様と関わり、制作においても企画からデザイン、そしてコーディングまですべてのプロセスに携われることだと思います。
そして、お客様と制作チームの想いがつまった成果物を納品して喜んで頂けたときには凄くやりがいを感じています。
そのほかにも、何かとアップデートも多い業界なので新しい情報や技術がどんどん生まれ、常に新しい何かを学べることもモチベーションに繋がっていると思います。
RESTA のみなさんは、学びに対する意欲が本当に高いと感心しています。そんなRESTAのみなさんは、チームとしてどんな目的をもって、何を大切にして日々邁進しているのでしょうか?
RESTA の方針として、自社の利益だけを追求していくのではなく、デジタル領域でのものづくりという仕事を通して、できるだけ多くの人を幸せにしたいという理念があります。
ホームページを制作するにしても、例えばクライアント様がそのホームページができたことにより少しでも幸せにということはもちろんですが、さらにサイトを訪問したエンドユーザーにまで利便性や幸せが連鎖する。そんな、より広い範囲までポジティブな影響が与えられるようなものづくりを目指しています。